ロンドンで過ごす600日のこと

好きでもない国に来てみて住んでみた600日間のこと。趣味の旅行のこと。

帰国前日にぼんやりと思うこと

前回の記事の通り、ここのところは自分の事よりも、父親の事ばかり考えていて、ロンドン生活の締めくくりだという事をあまり考える余裕もありませんでした。


月日が経つのは、本当に、本当に早いです。


2015年の7月にロンドンに来たあの時は、日本に帰る日のことなんて、全く想像もできませんでした。
いや、今だに帰るんだという実感は湧いていませんが。

あっという間の、1年と8か月でした。
でも、あっという間だったけれど、とても濃かったです。

そして、思っていた以上に、想像をはるかに超えて
いろんな意味で自分の為になる、とても素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。



「海外に行ったら何が変わる?何が出来るようになる?」
って、来る前はずっと考えていました。


ロンドンに来てからも、同じような事を考えていました。

でも、実際には明確に出来るようになったことと言えば、英語でコミュニケーションをとれるようになった事くらいじゃないか?


あとは、言い表すには難しい心の中の事です。
実際にその環境に身を置かないと理解しがたい、いろんな事を体感できたと思います。


日本という国を越えて外に出てみたら、
ロンドンは、いろんな文化、いろんな人で溢れていて、
いろんな驚きがありました。
その驚きは、いつしか理解に変わり、そして少しずついろんな事に対する許容範囲が広がっていきました。


いろんな物事に対する選択肢も広がりました。
見える世界が広がるってこういう事か、と思いました。


大切な、尊敬できる友達も出来ました。
いろんな人に、たくさん助けてもらいました。

たくさん旅行もしました。
でも、世界中どこに行こうと、結局は「人」なんだなぁ。



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という、帰国前日に書き途中になったままの記事がありました。

早いもので、帰国してもうすぐ一ヶ月が過ぎようとしています。

もうすぐ桜も満開ですね^^