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ロンドンで過ごす600日のこと

好きでもない国に来てみて住んでみた600日間のこと。趣味の旅行のこと。

Brighton, Rye② / 日帰りの旅

電車に揺られること約1時間半。

小さな町の、小さな駅に到着しました。

 

Rye Signal Boxとあります。鉄道の信号を送るための場所。

1894年に出来たものらしいです。実に120年以上前の物。

 

 

 

駅を出るとすぐに、マーケットが開かれているのが見えてきました。

マーケットがあるとは知らなかったので、なんだかラッキー♪

アンティークものや、衣類、野菜や果物が並んでいました。

 

 

そういえばロンドンではユニオンジャックはよく見るけど、

イングランドの国旗はなかなか見かけない。

こうしてイングランドの国旗が並んでいるのはなんだか新鮮。

 

ちなみにこのイングランドの国旗は「St George's Cross」と呼ばれるそう。

そして気になってイギリスの国旗のあれこれを調べてみたら、面白い事実発覚。

イギリスにはチャールズ1世時代に制定された「ユニオンジャックを国王の船以外で掲げてはいけない」という規定が今でも生きており、陸上でいくら使用しても問題はないですが、船、ボートで使用するのは違法とされています。

イギリス国旗を徹底分析!ユニオンジャックの6つの秘密 | Spin The Earth

 

 

 

 

 

 

 

 

石畳の道はボコボコして歩きづらいけど、

趣きがあって素敵。

 

レンガ造りの古~い建物や階段を

いい感じに緑が覆う。

 

 

 

"The Mermaid inn / マーメイドイン"

1420年に再建され、約600年もの歴史を持つマーメイドインのこの建物。

それだけでも驚きの歴史だけれど、なんと創業したのは12世紀だそう。

12世紀と言ったら、日本でいう鎌倉時代とかそのあたり。

それがしかも現役のホテルだから、本当に凄いよねぇ。

Home - The Mermaid Inn

 

 

"Church of St. Mary / 聖メアリー教会"

12世紀に建てられた教会。

普通に「12世紀」と言われてもぱっとこないけど、そう、鎌倉時代だもんなぁ。。

1377年にフランス人の侵略者たちに教会を焼き崩されそうになり、

教会の鐘も盗み持ち帰られてしまったけれど、

一部はなんとか無事で、そして修復作業の後に復活したそう。

この時計は1561年~1562年に新しく設置されたもので、

現在きちんと時を刻んでいる時計としては、イギリスで最も古いもののひとつだそう。

 

こじんまりとしたかわいらしい教会。

時計台にのぼることもできる。※£3.5

History - The Parish Church of St Mary, Rye

 

 

そんな教会のすぐ真下にあるティールームで休憩。

こちらは"Fletcher's House"という、これまた古くからあるティールーム。

John Fletcherさん(1579-1625)のお家だったそう。

Fletcherさん、どなたかと言うと、劇の作家さん(Playwright)で

あのシェイクスピアと同じ時代を生き、一時はシェイクスピアと並ぶほどに人気だったそう。

建物は1707年に再建されたもので、ティールームが創業したのは1932年。

なんとFlitcherさんの幽霊が現れることがあるとか。

※この情報は行った後に知りました。知らなくてヨカッタ;

 

こじんまりとしたティールームですが、

平日にも関わらずお客さんの出入りが絶えませんでした。

やはり人気のよう。

 

そしてお目当てのCream Teaをいただきました。

クリームティーとは、紅茶、スコーン、クロテッドクリーム、ジャムがついてくる、

アフタヌーンティーよりも品数が少なくて庶民的なもの。

 

ポットにたっぷりの紅茶。ティーカップ4杯分くらい入っていたと思う。

そしてレーズン入りのスコーンが2つと、

使い切らないよ~というくらいにたっぷりのクロテッドクリームとジャム。

 

クロテッドクリームがこんなに美味しいなんて!

クリーミーだけど、バターっぽいけどバターではなくて、ミルクの味がほんのりとして、

濃厚で、、、なんとも表現しがたいけれど、、美味しい。

確かに、これはスコーンにクロテッドクリームをこれでもかと言うくらいにたっぷりつけて食べる意味が分かる。

そして、粉ものだから、紅茶がすすむ~

優雅なティータイム~と言いたいところだけど、

ランチに食べた大量の芋のお陰で、途中苦しくなり、休憩しながら食べきりました。

でも、本当に大満足。しかもこれで£5.8(サービス料別)

http://www.fletchershouse.co.uk/

 

 

クリームティーを楽しんだ後は、引き続き周辺を散策。

地図を見なくても、なんとなくで一周出来てしまうほど、

本当に小さな街。

 

 

 

おじいちゃん、おばあちゃん達のゲートボール会。

…かと思いきや、よーく見るとボウリングのような大きめの球を転がしています。

イギリス発祥の、Lawn bowlsというスポーツだそう。

 

 

"Ypres Tower / イプラタワー"

いつ建てられたものかは明確ではないけれど、1230年~1250年に建築されたものだそう。

ドーバー海峡を見下ろすこの塔は、フランスからの侵略から、この街を守るために利用されていて、

この塔の反対側には、大砲や、武器をしまうための倉庫もある。

1377年にフランス人の侵略で街は焼き尽くされてしまったけれど、

この塔を含め、石で造られていたいくつかの建物だけは無事だったそう。

塔はその後は裁判所や刑務所として利用されたりし、現在はミュージアムになっている。

 

……という事もつゆ知らず、この時は素通りしてしまいました~

Ypres Tower | Rye Castle Museum

 

 

ただ歩いているだけだと、古くて趣きのあるかわいい街だな~で終わってしまうけれど、

この小さな街はドーバー海峡に面した港町だったこともあって、

周囲からの危険にさらされながらも現在まで残ることが出来た、貴重な街なんだなぁ~

 

そして1時間に1本しかない電車に乗って帰るべく駅へと向かう。

定番のdelayで、約1時間待ちました~

1時間に1本の電車なのに、1時間遅れるって~

 

そして再び鈍行電車で1時間半をかけてBrightonまで戻るはずが、

動いたり止まったりを繰り返す電車。

しまいには、途中で電車を降ろされ、Brighton行きの電車はキャンセルだと。。

しばらくして代行の電車がLondon Victoriaまで行ってくれることになり、

まぁ急ぐ予定もなかったので、帰れればいいかーと気楽に鈍行電車で帰りました。

その後の乗り換えでもまたまたDelayで、結局お家まで4時間半かかりました。

 

やはり海外での旅は、スムーズにはいきづらいものですね。

でもそんな事も、終わってしまえば旅の良き思い出~

 

 

電車からはいろいろな動物が見えました。

羊、馬、牛、野うさぎまでも。

ころころと散らばるひつじ達に、とても癒された旅の帰路。