ロンドンで過ごす600日のこと

好きでもない国に来てみて住んでみた600日間のこと。趣味の旅行のこと。

最後の旅行計画(海外でのバンクカード利用の注意点)

海外旅行をするに当たって気をつけなければいけない事はたくさんあります。
中でもやはり大事なのが「お金」の事。

今回の、北欧・東欧への旅行を計画している中で、げー!と思ったのは、
訪れる予定のアイスランド、ノルウェー、ポーランド、ハンガリー、ウィーン、スロバキア、チェコ…ひとつ残らず、すべて通貨が異なるという事です。。


ヨーロッパといえば「ユーロ」と思うところですが、イギリスもユーロじゃないし、北欧諸国もフィンランドを除いてユーロじゃない。
現在19ヵ国でユーロが導入されているとは言え、ヨーロッパには50の国があるので、半分以上の国ではユーロ以外の通貨が独自に使われているということになります。


さて、この通貨問題をどうしようか、と一瞬面倒くさいなぁと思ったものの、やはり今回も旅先では基本的にカードを使おう。という結論に至りました。


アイスランドとノルウェーではほぼ間違いなくどこに行ってもカードですべての支払いが出来るので、現金を使うことはないと考えています。

一方で、東欧諸国では現金でないと支払いが出来ない場面もあるようなので、その際は現地でいくらかキャッシングをしようと思っています。
また、スキミングなどの恐れもあるかもしれないので、個人経営のお店などではその現金を使ってやりくりしようかなと思っています。


しかし海外でのカード利用についてはスキミング以外にも不安な点があり、気を付けないといけない事があります。


以前、友人に旅先でのカード利用について話していた時に、その友人はカードの利用を止められてしまったことが何度かあるとのこと。

カードの不正利用を防止する為に、「このカード利用は本当に本人なのか?!」という疑いのある利用があったとき、たとえそれが本当に本人の利用だったとしても、銀行側が勝手に決済が下りないように、カードの利用を止めてしまうのです。

例えば、カード所有者はイギリスに住んでいるはずなのに、アメリカ⇒カナダ行きの航空券の決済をしようとしている、などです。

となると、北欧・東欧の長期旅行は大丈夫かしら?!と少し不安になったのです。

そこで、事前に銀行に「海外に行きます」って知らせておいた方がいいよーと言われたのです。
ちょっと面倒だけど、旅先でこのカードが使えなかったらかなり困るので、仕方ないから旅行の前に銀行に相談しにいこー。と思っていたのです。

ところがインターネットで調べてみたら、ネット上で簡単に申請が出来ました☺


この申請を予めしておくことによって、海外でのカード利用の際にカードを止められてしまう、という事を大幅に防げるようです。
しかし、もちろん不正利用が防げる、というのとは別の話です。


私が利用しているのはHSBC Bankで、この場合の海外旅行申請の方法は本当に簡単でした。
恐らくほかのBankでも同じようなサービスがあると思います。



①インターネットでHSBCのMy accountのページを開き、左側のメニューから「Tell us you're travelling」を選びます。 
※スマートフォンからは出来ないようです。

 

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②My Travel Plansというページにとびます。自分の旅行の日程を登録しておくとここに全ての旅行が表示されます。
「Add another country」から、旅行日程を登録するページにとびます。

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③カードのタイプ(Credit/Debit)と、滞在日程、行き先、緊急連絡先を入れます。

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 以上。


なんて簡単なんだ。


てっきり銀行の窓口に相談しないといけないのかと思っていましたが、とても簡単でした。
これで旅行先でのカード利用に関する不安が少なくなりました。
あとは現地でお金のトラブルに巻き込まれないよう自分が気を付けるのみ、のはず。

この登録が反映されるのには24時間ほどかかるようなので、旅行の数日前には済ませておくと良さそうです。
旅行の日程が変わった、キャンセルになった、という場合にも同じページから簡単に変更が出来るようです。


 これから旅行を計画している方は、念のため!やっておくと良いかと思います。
やっておいて損はないはずです。

 

 

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